ページが重い原因を調べます
ページが重い原因
ページが重い原因には色々あります。
サーバーが遅い、ネットワークが混んでいる、ローカルマシンが貧弱、といった外的要因を除くと、ページ自体の重さとページから呼び出している諸々のファイルの重さが問題になります。
html自体が余程巨大でない限り、最初に検討すべきなのは、画像等のファイルのサイズでしょう。
しかしimgタグのsrc属性で指定されているのはjpgやgif、pngだけでなく、phpやcgiの場合もあります。アクセス解析等では、imgタグ越しにスクリプトを呼び出し実行することで、アクセス情報を取得しています。
この場合、単にファイルのサイズを見るだけでは、ページ全体の「見た目のダウンロード時間」に与えている影響を比較できません。
スクリプトに不具合等があって落ちていた場合など、知らない間にページの「見た目のダウンロード時間」のボトルネックになっている場合もあり得ます(取得できるまで待つ、という意味ではない)。
また同じサイズのファイルでも、置かれているサーバーにより取得に要する時間が当然変わってきます。
「SRC速度測定」ではsrc属性に指定されたファイルは、すべて同等にダウンロード速度を測定します。imgタグ、scriptタグなども区別せず、絶対的な取得時間を比較するためです。
速度はあくまで当ページ設置サーバーで測定したものなので、あくまで相対的な「重さ」を見るための指標だとお考え下さい。
ネットワーク的に当ページ設置サーバーから「近い」ファイルは早く落とせますし、「遠い」ファイルは時間がかかるでしょうが、日本国内からのアクセスを前提とするなら、このサーバーからの「距離」よりファイル設置先サーバーの「重さ」の方が影響度が大きいはずです。
なお、「見た目のダウンロード時間」にはページのデザインも大きく関与しています。
Tableレイアウトの場合、Table全体を読み込むまでブラウザが表示しないため、体感的なダウンロード時間が長くなる可能性があります。
おそらくこうしたツールは既存であるのではないかと思うのですが、ざっと探して見つからなかったので適当に作りました。
ご自身のサイト等が「最近重い」と感じられるようでしたら、一度測定してみてください。
大雑把なので取得に失敗することもありますが、「failed」と表示された場合はリンク切れも確認してみてください。